Harami-chan Instagram – #ハラミちゃん街角ピアノ 🇬🇧
『街角ピアノスペシャル
ハラミちゃん ロンドンを行く』
ご視聴ありがとうございました!!
少し長くなりますが、今回の旅について想いを綴らせていただきます。よかったら読んでいただけたら嬉しいです!
イギリスにはmy way(自分を大切にする教育)が親御さんからも学校からもあります。
人前で自分の意見をいうことが盛んで、小さい頃からさすがシェイクスピアの国、演劇の授業やディベートの授業もあるそうです。
出る杭はうたれるではなく、出る杭はもっと出ていい!
そんなイギリスで出会った方々の演奏は「私を見て!」という弾き方というより、ただただがむしゃらに”自分が好きな弾き方”をしていました。
上手く弾けないから人前で弾いちゃいけないって思わないで『自分が弾きたいから弾く』ただそれだけ。
スマホで鍵盤を叩いて弾いてる方、ヘッドホンして歌いながら弾いてる方、作曲しながら弾いてるおじいさま、社員証をぶらさげながらお昼休憩にプラーっと弾く職員の方…
“自分の個性”を自分の中でしっかり感じて大切にしている方ばかりでした。
イギリスからこんなにたくさんの偉大なアーティストが生まれた理由はまだはっかりとはわからないけど、私が今回感じたのは、みんな自分の個性をしっかり認知して大切にしてきて、それを人前で個性を披露することへの誇りがある。
だからイギリスではすごい速度で色々なジャンルが生まれ、それを受け入れあって認めあった。
“人がこうやったら喜ぶ!”とかじゃなくて、”自分がしたいからする!”自分を貫く姿勢が、色々なビッグなアーティストを確立させたのかなと感じました。
そして今回私もストリートピアノを弾きながら
周りを見てみると色々な方と”目”が合いました。
周りの方もスマホを取り出すんじゃなくて、シンプルに音をただただ心で感じ取ってる。”弾き手”と”聴衆”ではなく、みんなで全体で音を作ってる。
イギリスの旅では『相手を知ろうとする心』も学びました。世界各国の人が隣にいる国。
あのハーンヒルの日曜市の屋台みたいに色々な国籍の人がすぐ真隣にいる世界。それが特別な感じじゃなくて日常的にある。隣の人に擦り寄るんじゃなくて、個性をちゃんと大切にして尊重している。だから音もしっかり心で聴くし、店員さんや隣人との会話も多い。
そして憧れの人、ジェイコブ・コリアーさんからいただいた言葉、
『自分の中に感じる”妙な心”を忘れないでね』
『音に不正解はない』
とんでもない才能があるのに柔らかく質問も相槌も全て愛があり受け止めてくれたジェイコブコリアーさん
ずっと憧れだった方に出会えて音で会話できて本当に本当に幸せでした。あの瞬間の高揚、感動は一生忘れません。
自分の不甲斐なさや自分のスタイルにたくさん悩むこともまだまだあるけれど、「あなたはあなたのスタイルのままでいいんだよ」とイギリスの方々が応援してくれてる、今回の旅でそう感じました。
“ポップスピアニスト、ハラミちゃんのスタイル”
これからたくさん探りながら、見つけて、また迷って、それでも見つけて、確立させて、日本中・世界中のストリートピアノでみなさんと心を通わせていきたいな。
改めて、
ストリートピアノで出会った方々、スーパーソニッククイーンさん、パブで出会った方々、ジェイコブ・コリアーさん
そして今回制作に携わってくださった全てのスタッフさん、愛と熱を込めて90分間の番組を作り上げていただきありがとうございました。
海外ロケでも日本でお会いしたスタッフさん達も
本当に一流の方々とご一緒でき感激でした。
そして何よりお米さん、ご視聴ありがとうございました☺️
これからもハラミのスタイルを愛してくれたら嬉しいです!
2024.5.4 ハラミ | Posted on 04/May/2024 17:04:21